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空売り失敗で破産しかけた所を借金で再挑戦中

+18万 自社株式の売却による株価大暴落

今日は+18万の含み益。TAKARAのまさかの増資と自社株式の売出しニュースによって、株価が大暴落。

株価というのは1株当たりの価値によって決まる。今回TAKARAが保有していた自社株式174万株の内、170万株を市場に売り出すとのこと。市場に流通する株数が多くなれば、希少性が薄まり株価が下がる。当然ながら会社は株主のものであり、株価を上げることが株主総会で任命された社長の使命である。優れた経営者は、自社株買いを通じて、市場に流れる株数を減らし、株価の上昇を通じて、株主に還元する。にも関わらずこの会社は逆のことを行った。アメリカでは株主を重視する会社が多いが、日本企業はどうも株主を軽視しがちだ。オニールによると、その会社の社長が大株主である企業を選ぶべきとある。

上記はTAKARAの株主構成であるが、経営陣は誰1人大株主でない。これは、自分が株を持っていないため株価に疎く、重要な意思決定を行いにくいサラリーマン社長と経営陣であることを示唆する。株を売り出したことで敵対的買収を仕掛けられたら、ひとたまりもないだろう。株を購入する前にオニールの条件と一部合っていないというのは気づいていたが、そこまで影響しないとタカを括っていた。これは私の判断ミスだ。損失は報いとして受けるが、決算までは待ってみる。今回の反省は次に活かす。